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海賊の次は琥珀
百田尚樹の「海賊とよばれた男」をようやく読み終えました。兄が置いて
行った本だから読まないわけにもいかず、とはいえ今の僕には少々しんど
くて…だって、仕事をやめようと思ってるわけだし…でも、決して悪い本
じゃないし、むしろ手に取る機会があれば若い人も読んでみるといいじゃ
ないかと思うぐらいだから…まあ、熱くてちょっと疲れるけど、なかなか
良い読書でしたよ。

僕も経営者の端くれですから、まっ、出光興産の創始者と比べるようなと
ころはどこにもないんですけど、フィクションとはいえ学ぶべきところは
多かったですよ。うちもタイムレコーダーのような野暮なものもないし、
スタッフは家族同様信頼していますから、本の中の国岡哲学には通ずるも
のも少しぐらいはあるような気がしました。まあ、日田重太郎のような人
がいないことが、僕の度量を表している気がしますが…。

さて、ざわついた仕事が続いているのですが、次に手にするのは小川洋子
の「琥珀のまたたき」です。先月出たばかりの新刊です。装丁が気に入っ
て買いました。小川さんの本は静かでしょ、ざわついた仕事の合間にピッ
タリな気がするのですが、まあ、衝動買いに近いノリで買ったわけですか
ら、内容なんて全然見ていないのですよ。心のざわざわを静めてくれると
いいんですけどね。

ざわざわと落ち着かないといえば、僕よりテッペイの方がヒドイ状態です
けど、ついに明日は彼を連れて金融機関に乗り込む日です。自己資金の不
足を融資で補うわけですが、保護者のように僕が付き添うのですよ。事業
計画書の下書きも僕が書いたんですけど、まるで出来の悪い弟のことで学
校に出向くような心境ですね。はやく独り立ちしてくれるといいんですが
ねえ。ウチを出るとはいえ、まだまだ手がかかりそうですよ。

まあ、手がかかるといえば、そりゃ娘が一番ですけどね。先日二人で風呂
に入っているときに突然「なんか嫌なことがあったら、ヒナコに言ってね」
なんて全く想像していなかった言葉をかけられましたよ。疲れているよう
にでも見えたんですかねえ。嫌なことも辛いこともないのですが、娘には
そう見えたのかもしれませんね。なんだか、泣きそうになりましたよ。
今のところは、気持ちだけありがたく頂こうかと思いますね。

 
2015.10.20 Tuesday 00:22
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寝る前の読み聞かせは…
かりかりに乾いた庭に沁みこむ雨は、久々の恵みの雨ですねえ。
ここ数週間で枯れた草花が生き返ると嬉しいのですが…。

月、火とここ2日間ほど娘の希望で僕が寝る前の読み聞かせをしました。
本を読むのは慣れてますが、絵本を音読するのは案外難しいですね。
ひらがなだけで書かれている文章を上手に読むのも難しいし、何より
読みながら娘より先に眠くなるんですよ、不覚にも。ブログの更新が
できなかったのも、まあ、その所為なんですけどね(笑)
本は読めるのに、絵本を読むと眠くなる…何故でしょうねえ。妻が言う
には「先に寝ちゃったねえ」と娘はぼやいていたそうな。

絵本は読めなくても、父さんは文章だけならいくらでも読めるんだよ。
ということで、月曜日は万城目学の「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」を
読みました。6歳の女の子かのこちゃん、アカトラ猫のマドレーヌ夫人、
老犬玄三郎の織り成す優しくて切ない物語です。女の子、雌猫、老犬と
きたら、やはり読まずにいられないでしょうよ。老犬玄三郎との別れの
場面など、物語と分かっていてもグッとくるものがありましたよね。

「鴨川ホルモー」以来「鹿男…」「プリンセストヨトミ」「とっぴんぱら
り…」など、万城目作品はかなり読んでいる方だと思うのですが、今回は
ランのこともあって笑いながら読める気分じゃなかったので、今の僕には
ぴったりの一冊だったと思います。まあ、我が家の犬と猫は全く仲が良く
ないので、この物語のように優しい空気はないんですけどね。

で、何故この本を読んだのかといえば、先日娘と行った本屋での衝動買い
ですよ。娘の電話のオモチャは買ってやらなかったのに、僕は2冊も衝動
買いしたんですね。恥ずかしながら、猫の絵が描かれた装丁だったという
理由だけでね。もう一冊も半分ほど読んだのですが、クラフト・エヴィン
グ商會がてがけた「猫」という本ですね。家にも黒猫はいますが、この表
紙の黒猫もつい買っちゃうぐらいでしたよ。内容は猫好きの作家たちが書
いた猫にまつわる短編集ですが。

さて、これだけダラダラ本の話を書いといて今更ですが、今週はいよいよ
お盆です。現時点で14日(金)の夜と15日(土)のランチはすでに満席となっ
ています。まあ十年来の謎で、決まった日の決まった時間に予約が集中す
る傾向にあるんですねえ。こればかりは僕らではどうすることもできない
ので、ただ流れに身を任せるしか手段を持たないのですが、お盆にパスタ
も悪くないなあとお考えなら、明日も14日のランチも15日のディナーも、
もちろん16日も空席はありますのでご一報下さい。

 
2015.08.13 Thursday 00:03
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風の音を聞きながら
少し風は落ち着いたかな。そっと外に出て様子を窺うと、敷地の入り口
にかけた店の看板が無くなっていた。詰まった雨どいからは滝のように
水が落ち、青い葉をつけた小枝が散乱している。まだ油断できないなあ。

時々外の様子を窺いながら、店のバックヤードで本を読む。窪美澄の「
ふがいない僕は空を見た」を。先日読んだ姫野カオルコの「終業式」同
様妻に借りたもの。他人が選ぶ本は予想外で面白い…妻なら尚更ね。

女による女のためのR-18文学賞なんて知らなかったよ。オトコだから。
R-18というだけあってセックスを描写するシーンは確かに多いけど、連
作の短編を読み通せば、また違った感想になるよね、この本は。

5人の視点で同じ時期を書いた5編の短編が収められているんだけど、ま
あ、感想はいいとして、題名が好きだな。こんなブログのようなもので
さえ、気の利いた題名をつけるのは意外と難しいものなんだよね。

それにしても、5編の主人公は高校生の男が2人と女が1人、30代前半の
女性、40代の女性と年齢も性別もバラバラなんだけど、一番感情移入で
きるのが40代女性だったんだよね。それが笑えるなあ。

かつては僕だって男子高校生だったはずなのに、それこそ一話目の主人公
のようにね。そんな曖昧な記憶しかない過去のことより、身を削って働く
40代女性の方が身近に感じるんだろうかなあ?

まあ、夜中でものんきに読書を楽しんでるぐらいだから、5話目の主人公
ほど身を削ってないんだけど…。

 
2015.07.17 Friday 02:30
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今月は3冊かな
ある会社の内部文書を入手したが、これがまたとても面白く危険だ。
直ちにシュレッダーにかけるか、燃やした方がいいだろうと思う。
でも、ついつい読んでしまうのは僕のような第三者が読むことを
前提とした文章ではないからだろう。生々しく読む者を虜にする。

今月も残り3日。例年より忙しい日々を送っているのか、今月の読書
量はきわめて少ない。とはいえ先に書いたような本以外の楽しめる
読み物も入手したから、活字を読みたいという願望は満たされている。

今夜風呂の中で読み終えた「闇に香る嘘」は去年の江戸川乱歩賞だと
いう。まあ、いうなれば新人作家の作品だ。とても完成度が高く、主
人公に何ら感情移入できないのにグイグイ読ませる。張り巡らされた
複線が収束する最終章など、風呂から出たいのに出られなくなったほ
ど。巻末の審査員の書評もまた十分楽しめたなあ。

先週は伊藤計劃の遺作「屍者の帝国」だったかな。「虐殺器官」や「
ハーモニー」以来久々に手にしたが、壮大な長編だった。史実と見事
に溶け合い19世紀はそういう時代だったのかという気さえするほど…
まあ大袈裟だけど。仕事の都合で読むのに時間をかけたから、その分
長く楽しめたね。

その前は「帳簿の世界史」かな。ここ数年、帳簿に関心が強くなった
から(今さらだけど…)古代ローマ時代の帳簿から、複式簿記の誕生、
リーマンショックまで改めて帳簿の重要さを感じさせられたな。12月
に決算するありふれた個人経営の飲食店だけど、正確な経営状況を知
るためには欠かせない。6月末…四半期決算の第二期じゃない。

その前は…何だったか?まっ、何でもいいけど次は何読もう?

 
2015.06.28 Sunday 01:48
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逃避のための読書
2月は、アマゾンで本は買うまいと堅く誓って、成し遂げることができた
のに、3月になるやいなや早速注文…俺ってば。

しかし、この厳しい現実から逃れるには、眠るか本を読むしかないわけで、
年齢とともに、長時間の睡眠が不可能になりつつある今日この頃、つまり
は読書こそ残された最終手段となるわけです。

しばしば、店に置いている本の数を見て、よく本を読むんですね…なんて
声をかけて下さるお客さんもいるが、その本の数は、僕の現実逃避の回数
ですよ、などと理解不能な回答をしてしまう。

さても火曜日は雨だと聞いた。またしても雨。たぶん次もその次の火曜日も。
こうなると、本を読むしか術がないわけで、いつになったら晴耕できるのや
ら。雨読の日々が続くのです。

もはや新聞もアスクルのカタログも読みつくし、今しがた注文したアマゾン
頼み。ここまで現実から逃れる必要もないのだけれど、本が届くまで世界の
チーズカタログかアマゾンレビューを読むしかありますまい。
2015.03.02 Monday 00:32
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読書感想文
バルガス・リョサの「密林の語り部」を読んだのは、一昨年のことだから、
今日はガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読み終えて、2年ぶりに南米
を旅した気分になったし、今年もっとも気持ちの晴れた一日だった。

どちらの作家もノーベル文学賞を受賞するような偉大な作家だが、いや流石
あれほどの長編でも、ぐいっと引き込まれ、全く縁も所縁もないコロンビア
のような異国の話に吸い込まれてしまうのだから…。

まして「百年の孤独」は空間的にも時間的にも、遥かに遠いところを旅した
気分にさせてくれる一冊だった。読み終えた時の感想は、まさにバックパッ
ク一つで世界を歩き、数年ぶりに帰宅したような安堵感を与えてくれる。

その安堵感と同時に、僕が旅をしていた間に世界が変わってしまったような
焦燥感も得られるのだから、読むに値する小説というべきだろう。あの言葉
にできない心を掻き乱すような感覚は、国産小説では得がたい感覚だ。

本はすべて20%offという噂を耳にして、正月にふらっと立ち寄ったブック
オフで、ガルシア・マルケスが安売りされているなんて、誰が想像するだろう
。まして、定価3千円もする本をブックオフで手放す人がいるなんて…。

まぁ、その誰かのおかげで、僕が「百年の孤独」を手にすることができたんだ
けど、さすがに「族長の秋」も読みたいといえば、贅沢かもしれない。まっ、
ブエンディア家に嫁いだ女性のように、根気良く待てば読む日も来るだろう。

さて、調子よく十数冊も読んだ去年の一月に比べ、今年はこれで3冊目。読書
量を精神的、あるいは肉体的な健康の一つの指標だと認識している僕にとって
、今年はやはり、今ひとつ調子が悪いのだろう。蕁麻疹は最近減ったけど…。

次は、レイモンドチャンドラーの名作「ロング・グッドバイ」だ。学生の頃に
読んだが、村上春樹訳は初めてだ。ちなみにコレも、正月のブックオフで安売
りされていた。誰も見向きもしない感じだったので、僕が買わせて頂いた。

さぁ、南米コロンビアの長旅から帰ってきたばかりだけど、今夜からロスの
ハードボイルドな世界へ旅立とうかな。




 
2015.01.17 Saturday 00:27
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4冊入荷
「今日は天気が悪いけん、図書館行こう。」今朝、娘が妻にこう言った
のを聞いて、えっ、子どもみたいやん…ってハッとしましたね。
いつの間にそんな賢い子みたいになったんだよ。驚きだな…。

僕は足を運んだことがないけど、寒川図書館には年寄りと子どもを魅了
する本が多いんだとか…。図書館も本屋も面倒だから、ついついアマゾン
に頼っちゃう父だが、今度は一緒に行こうか。

さて、図書館でもブックカフェでもないんだけど、ご要望にお答えして、
諏訪哲史の「スワ氏文集」「ロンバルディア遠景」「偏愛蔵書室」
「すりん」の4冊が入荷しました。もちろん貸し出し可能です。

…が、しばらく仕事が忙しいので25日以降なら対応できます。
あぁ、本でも読みながらごろごろしたいなぁ。


 
2014.12.20 Saturday 23:29
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